私は旅の途上

2年前の丁度今頃も旅をしていたようです。

 

大阪を出発し

鹿児島県屋久島をめざしヒッチハイクの旅をしていました。

 

旅というか、自分探しのような巡礼のような放浪でした。

 

その頃と比べて一つ思うことがあります。

 

主体的で動けるようになったかなぁ。と

 

あの頃は、まだ無かった。

 

だから、人から学ぼうとした。

子供からお爺さんまで

出会うべく人から全てを学ぼうとしていた。

 

お陰で多様な生き方を学び

「こういう大人になりたい」と強く思ったものです。

 

でも社会人になってから

そう思うことは日々少なくなっていきました。

(別に尊敬する人がいない、という意味では全く無いです)

むしろ 理想を"他人"に求めなくなった、感じです。

 

あくまで

自分が面白いという感度をあげよう。

センサー合わせのような。

そのために出会う人からも学びたい。

 

人を観察したり、話を聞くことは簡単でも

それを自分を実験台にして応用するって案外難しい。

 

でも、だから面白い。

 

あの時、あの人から聞いた面白い話が

今自分が実感してる!

って。

 

やらなきゃ分からん、です。

 

そのぶん体力も知力も使い果たします。

 

だから、うまく行かない時はドッと疲れることもあります。

でも同時に、それをやってきた親やオトナ達を尊敬します。

 

オトナが弱音を吐かないってのは

こういう事なんだなぁって思いました。

 

旅をすると

本当に沢山の事を感じます。

 

旅先の町、人、文化、歴史

自分の生き方、スタイル、プライオリティ

 

総じて今回のギリシャ旅楽しかったです。

 

でも、

どこか 「楽しみ尽くす」本気度みたいなのが無かったです。

自由が故に、脆さも感じました。

異国の文化を深く知ることも余り出来ませんでした。

 

一つの経験で100%満足するたちじゃなく、

だから次もやろうと思うタイプなので、

それは良い性格だなぁと思います。

 

出来るなら色んな経験を積んだ上で

「やっぱり自分はこっちだな」

と確信もって言えるようにしたい。

 

ゆるさの強さを。